パーソルチャレンジ株式会社、発達障害のある方などが先端ITを学べるオンライン有料学習サービスを提供開始

パーソルチャレンジ_ガクシュウサービス

総合人材サービスのパーソルグループ傘下で、障害者雇用支援事業を手掛けるパーソルチャレンジ株式会社は、発達障害のある方などがAI・機械学習やデータサイエンスなどの先端IT領域を学べるオンライン有料学習サービス「Neuro Dive Online」の提供を7月1日より開始しました。

サービス開始の背景

産業構造の変化やテクノロジーの進化を背景に、企業のDX化が加速する中、2030年にはAI・機械学習、データサイエンスなど先端IT領域における人材が約54.5万人不足すると見込まれています。パーソルチャレンジ株式会社は、障害者の新たな職域拡大および活躍機会の創出、先端IT領域における人材育成支援のため、2019年11月に国内初となるIT特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive 秋葉原」を、2021年7月には「Neuro Dive 横浜」を開設しました。

しかし、「就労移行支援事業所から遠いところに住んでいる」「障害福祉サービス受給者証を取得していない」「在職・在学中」といった理由で、 「Neuro Dive」を利用したくてもできないケースが多かったようです。また、利用者からは「事業所での一日の学習時間には限りがあるため、もっと学習したい」という要望も寄せられていました。そこで、距離や時間などの制約に縛られず学習できるサービスとして「Neuro Dive Online」を7月1日より提供開始したとしています。

オンライン有料学習サービス「Neuro Dive Online」の概要

オンライン有料学習サービス「Neuro Dive Online」は、IT特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive」で提供している支援プログラムを、自宅にいながら受講することが可能となります。遠方にお住まいの方や、在職・在学中の方、障害者手帳がない方(障害福祉サービス受給者証を未取得の方、発達障害の診断のない方など)、「Neuro Dive」利用中の方でさらに学習を深めたい方などが利用できます。また、定期的なオンライン交流会や、質問や悩み相談ができるサロンの提供、成果物のライブラリー保存など、オンライン独自の機能も充実。安定就労に向けたサポートをしていくとしています。

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◆担当者コメント
「障害者雇用の成功」を目指し、幅広い支援を行われているパーソルチャレンジ様。今回のオンライン学習サービスの提供により、障害のある方の活躍の場はさらに広がっていくのではないでしょうか。今後もチーム一丸となり、伴走させていただきます。(ディレクター:手塚)