パーソルキャリアが運営する、経営者や人事・採用担当者向けWebメディア「d’s JOURNAL」が、「コロナ禍における転職希望者の意識・動向調査」を実施!

総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社が運営する、経営者や人事・採用担当者向けWebメディア「d’s JOURNAL(ディーズ ジャーナル)」は、「コロナ禍における転職希望者の意識・動向調査」を実施し、2020年6月にその結果を発表しました。本調査は企業の人事・採用担当者向けに実施されたもので、今後の採用活動に活かしてもらうことを目的としています。
転職を考えている人のうち、「1年以内に転職したい」と回答した人は約6割
今回の調査ではまず、「現在、転職を考えていますか?」という質問をしたところ、正社員、契約社員、会社役員・会社経営者の3割以上(32.0%)が「考えている」と回答しました。また、「転職したい時期」を聞くと、「1年以内」と回答した人は約6割(59.7%)にも上ります。
さらに、現在転職を考えている人と2020年3月以降に転職した人のうち、約5割(47.2%)の人が新型コロナウイルス感染拡大の影響で、「転職への意欲が高まった」と回答しています。自身の会社や業界の今後の先行き、また将来のキャリアへの不安が大きくなり、転職意欲が高まる結果となったと推測されます。
3割以上の人が、新型コロナウイルスの影響で転職活動を「中断している」もしくは「始めていない」
次に、1年以内に転職したい・転職したいが時期は未定と回答した人に、「現在、転職活動はしていますか?」と聞くと、新型コロナウイルスの影響で「中断している」、または「始めていない」と回答した人が3割以上(35.2%)に上りました。 一方で、転職活動をしている人は2割(20.3%)にとどまる結果となったようです。
また、新型コロナウイルスの影響で、転職活動を中断している・始めていないと回答した人にその理由を尋ねると、「面接や手続きなどで外出することが不安だから」(39.1%)が最も多い回答となりました。これ以降、「志望企業が採用職種やポジション、人数を絞っているから」(36.3%)、「志望企業が採用活動を停止中だから」(28.9%)という回答が続いています。
感染リスクに対する不安と企業の採用状況の変化により、思うように活動できていない側面も強いようです。
8割以上の人が、コロナ禍での転職活動に問題を感じている
続いて、「新型コロナウイルス感染拡大の状況下で転職活動に問題点は感じていますか?」と尋ねると、「転職活動をしている」「2020年3月以降に転職した人」の8割以上(85.0%)が、何らかの問題を感じていることがわかりました。
問題点として最も多くの回答が集まったのは、「外出を自粛したいのに、面接や手続きなどで外出しなければいけないこと」(44.6%)という結果になっています。次いで、「オンライン面接が増加したが、オンライン面接ができる環境がないこと」(44.4%)、「オンライン面接では、相手の反応・雰囲気がわかりづらいこと」(35.7%)となっており、多くの人がオンライン面接に関して課題を感じている様子がわかります。
今後採用活動を行う企業は、使い勝手がよく、利用時の負担が少ない面接手法やツールの選定とともに、オンライン面接時には相手に気持ちや意図が伝わるコミュニケーション方法を検討するなど、転職希望者へのきめ細かい配慮が必要になるでしょう。
詳しい調査結果は下記のニュースをご覧ください。
担当者コメント 「はたらいて、笑おう。」を企業ビジョンに掲げるパーソルキャリア様。転職者や企業の採用活動をサポートするため、さまざまなサービス提供や情報発信をしています。Webメディア「d’s JOURNAL」が実施した今回の調査で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による転職意識の動向や今後の課題について知ることができました。 これからも、企業ビジョンを体現するための伴走者として、コンテンツ制作でのサポートをさせていただきます。(ディレクター:千野)
