株式会社ネクストビートが、子育て世帯の家庭でのプログラミング教育に関するアンケート調査を実施。必要性を感じていても9割の家庭で「実施していない」

子育て情報メディア「KIDSNA(キズナ)」を運営する株式会社ネクストビートが、「子育て世帯の家庭でのプログラミング教育に関するアンケート調査」を実施いたしました。実施期間は2020年8月7日~2020年8月14日。家庭でのプログラミング教育について、9割の家庭で「実施していない」と回答したことがわかりました。
プログラミング教育を実施しているのはわずか7.9%
ネクストビートが実施したアンケート調査によると、家庭でプログラミング教育をしている家庭はわずか7.9%という結果になりました。一方で「実施していない」(46.1%)「必要性を感じているが実施していない」(43.4%)を合わせると、およそ9割の家庭で実施していない状況となっています。
プログラミング教育を実施していない理由には、「いつからどのようなことを始めるとよいのかわからない」「家庭でのプログラミング教育のフォローが難しい」という声が挙げられています。
プログラミング教育を始めた年齢は3歳、7~10歳が最も多い
プログラミング教育を実施していると回答した家庭に「何歳から実施したのか」を聞いたところ、3歳または7歳~10歳から実施し始めたという家庭が最多でした。中には0歳など、乳幼児期からプログラミング教育を取り入れている家庭もあることがわかっています。
プログラミングを行なっている家庭に「なぜ必要だと感じるのか」について聞いてみると、「構造的に物事を捉えることができるようになるから」「AIネイティブ世代となる子どもたちには、プログラミングに早い段階で触れることで、苦手意識などを持たず、将来、幅広い分野での活躍の可能性を与えることが出来ると思うから」という意見が寄せられました。
プログラミング教育の浸透には親世代の理解が不可欠
2020年は教育改革の年と言われています。アベノミクスの成長戦略の一つに義務教育段階からのIT教育の推進が盛り込まれ、小学校でのプログラミング教育は今年度から必修化。2021年度には、中学校でプログラミング教育が拡充されることが決定しました。
しかし、今回の調査結果で、家庭でのプログラミング教育がまだ浸透していないことが明らかとなりました。家庭でのプログラミング教育が浸透していくためには、教育手法に関する親世代の理解度に大きな課題があると考えられます。
アンケートの詳細はこちらの記事をご覧ください。
【調査概要】
調査対象:子育て情報メディア「KIDSNA」のサイト来訪者・SNS閲覧者
調査期間:2020年8月7日~2020年8月14日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:76名
担当者コメント 「人口減少社会において必要とされるインターネット事業を創造し、ニッポンを元気にする」という理念を掲げられている株式会社ネクストビート様。今回のアンケート調査は、家庭でのプログラミング教育の必要性を問うきっかけになるのではと感じました。今後もネクストビート様のミッション達成のため、チームの一員として伴走させていただきます。(ディレクター:佐藤)