ハルメク・ベンチャーズ、オンライン診療クリニック向けの「おうちでドック® for Med」・研究所向けの「おうちでドック® for Lab」をリリース

在宅ヘルスソリューション「おうちでドック®」を販売するハルメク・ベンチャーズ株式会社は、新型コロナウイルス感染拡大に伴なう健診受診制限の問題を解決するため、人間ドック専門施設やオンライン診療クリニック向けの「おうちでドック®for Med」をリリースすると発表しました。あわせて、研究機関向けのサービス「おうちでドック®for Lab」も同時にリリースしています。
在宅でヘルスチェックができる「おうちでドック®」とは
ヘルスケアベンチャーのハルメク・ベンチャーズ株式会社は、数滴の血液と尿で、がんや生活習慣病のリスクチェックができる在宅ヘルスチェックソリューション「おうちでドック®」を運営しています。
2017年11月の発売以来、2万1千人(2020年4月末現在)が利用し、88%の方が「満足し、また使いたい」と声を寄せている郵送検診サービスです。新型コロナウイルス拡大に伴い、2020年1月と比較し、2020年3~5月の申込みは2~3倍に伸びているそうです。
新サービスの概要と導入の背景
新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言は解除されたものの、人々の生活にはその影響が色濃く残っています。日本人間ドック学会実施のアンケート(5月29日公開)によると、5月14日以降の健診受診を制限すると回答した医療機関は6割を超えているようです。
また、コロナ禍により研究機関と医療機関が連携して行っていた血糖値やコレステロール等の介入研究も、実施が困難な状況になっているそうです。このような背景から、ハルメク・ベンチャーズでは、「医療機関に行かなくても健康診断を受診できるようにする」「研究を継続させる」という目的で、2つの新サービスをリリースしました。
「おうちでドック®for Med」は、健診・人間ドック施設やオンライン診療クリニック向けのサービスです。過去受診者に対し、クリニックから同サービスを案内することができます。検査結果は受診者・クリニックと共有されるため、健康相談や再検査などにつながりやすくなります。
「おうちでドック®for Lab」は採血、採尿を伴った研究機関向けのサービスです。これにより、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、被験者が医療機関利用を敬遠するケース、あるいは医療機関利用が制限が発生した際にも、研究を継続させることが可能となります。
担当者コメント 新しいコンセプトのヘルスケア商品・サービスを開発されているハルメク・ベンチャーズ様。新型コロナウイルス感染拡大で医療機関の受診や検診が難しくなった今、在宅で健康チェックや診療が受けられるのは、ひとりのユーザーとして、とても安心感がありますし、このサービスに携わらせてもらえていることを誇りに思います。これからも事業の成長のため、チーム一丸となってサポートさせていただきます。(スタッフ:山岸)
